中学高校留学の特徴

なかなかハードルの高かった未成年の留学も、今では比較的簡単に安心していけるようになりました。しかしご本人やご家族にとっては不安も多く、誰かに聞きたくても、実際の留学を知る人、何が起きるかわかっている人、ご両親の目線でお子様の留学生活を考える人はそう多くはいません。

中学高校留学は実際に行くご本人が未成年。海外生活の上で問題は勉強や英語だけではありません。多感な年齢のお子様が、心の中でどんな葛藤やどんな不安を抱える可能性があるのか、どんな落とし穴があるのか、そういったものを含めて留学のご相談が必要不可欠です。

どんな場所で、どんな人と話し、どんなところで勉強し、どんなことが起こりうるのか、何年も近くで見守り、支えて来たからこそ、私たちワイエー留学は、オーストラリア、ブリスベン近郊 (サンシャインコースト、ゴールドコーストを含む) のみと特定して中高留学を専門に行っています。

中高留学は何がメリットなのか?

  • 使える英語を習得
  • 自分で考えて動く
  • 世界視野と異文化を備える

中高留学は語学の習得だけではありません。保護者から離れ英語環境で暮らし、そこで起こるあらゆることを自分で乗り越えなければなりません。

英語でのコミュニケーション力を伸ばし、また自分と異なる環境・価値観・文化に出会うことで、多くのかけがえのない知識と経験を身に付けることに繋がります。

具体的にどんな成長があるのか

留学を経験した皆さんからの声を紹介します。この体験談をみて、こんなにうまくいく人ばかりじゃないと思う方もいるかもしれません。しかしこの学生さんたちも留学期間の間にいくつもの大変な思い、辛い思いがありました。いい事ばかりの留学はありません。しかし、それが学生さんたちの経験となり糧となり人生の大きな力になると思っています。

中高留学にデメリットはある?

  • 未成年という不安
  • 日本よりは費用が掛かる
  • 途中退学した場合の転入

デメリットではありませんが、懸念点はあります。

まずは何と言っても未成年で、親元を離れたことがない学生です。生活自体が不安になりますよね。しかしそれだからこそ自立し自分で考えるスキルが備わっていく事にもつながります。

そして留学と言えば、必ずあたる壁の一つが費用です。


費用は日本に比べてどれくらい高くなるのかという点はとても難しい質問です。州立校が一番費用的にはリーズナブルですが、私立のなかにも比較的抑えた費用で行ける学校や、また州立校の3倍近い費用の私立もあります。その費用には無料の勉強サポートなども含まれているケースもあり、日本での食事生活に用に加え私立校の学費、進学塾、英会話塾の費用などを入れた場合にどれくらいかかるかを考えて検討いただくとよいかもしれません。

また、人気留学先のアメリカ、イギリスなどと比べると、オーストラリアの中高留学は費用が抑えられる国の一つです。

最後に留学へいくのはいいけれど、もし途中で帰国したりギブアップした場合、日本の学校へ戻れるのかという問題です。これは多くの保護者の方が心配される点かと思います。結論から言うと、義務教育の年齢内であれば公立校に戻れます(一部特別な学校を除く)。しかし、義務教育年齢ではなくそれ以上の年齢の場合は、受験時期を逃すと「転入」「編入」となりますので、枠を設けている学校でのみ入れることが一般的です。転入枠を設けていない学校が多いため、なかなか難しいのが現状ですが、ご両親のお仕事の都合で海外からご家族で日本へ戻ってきた方なども同じ扱いですし、また日本国内で学校を変えたい場合も同じです。

義務教育年齢の場合
義務教育年齢以上の場合
  • 日本の公立校に入れる
  • 日本の私立の場合は転入試験
  • 受験時期以外での転入や編入は枠が狭いことが多い
  • しかし日本国内での転入・編入も一緒

それぞれのデメリットは確かに懸念される点ですが、それをカバーできないレベルではないと私たちは思っています。未成年の現地での生活には私たちがついています。また費用はしっかり考えてプランすることで現実的な留学年数を考える事が出来ます。そして、今までの学生様の中に途中帰国した方はほんの数名です。その数名も現在日本での中学・高校に通学できています。

懸念される点を知識として認識した上で、どう備えられるかを一緒に考えていきましょう。