今年4月に開校された注目の「留学準備英語トレーニング」。通常の英会話レッスンとは全く異なり、レッスンというよりトレーニングという事がぴったりとの事。「使う英語」「自分で考えて話す英語」とはどういうものなのか。そのトレーニングの全貌をご紹介します。
この記事のポイント
1. 3つの「話す」ステップ
2. 留学に特化したトピックを使用
3. 決められたセリフではなく考えて話す
4. まとめ:会話を繰り返して自信へとつなげる
ワイエースタッフ福西が話題のTevin’s Englishを体験した感想をお伝えします👍
1. 3つの「話す」ステップ
現在コロナ感染拡大防止のため、すべてオンラインで行われるTevin’s Englishは韓国系オーストラリア人のテビン先生と複数の中学高校留学の専門エージェントにより開発された、留学を考える中高生のための特別なプログラムとの事。実際の現地へ行って遭遇するであろう場面やシチュエーションをもとに、留学と同じ会話環境を作り出しています。
留学をより充実したものへと道行くためお英語トレーニングであるTevin’s Englishには3つの大きなパートがあります。
Lesson 1 経験を話す – Storytelling
自分の経験と想定された4コマのイラストを見て、その経験を人へ話すトレーニング。
・起きた事柄の説明
・その時の自分の感情を伝える
留学中には自分の経験を話す機会が日常的にあります。過去の自分の経験を話す事で周りとの会話が広がったり、仲良くなるきっかけに繋がります。また、何か聞かれたときや何かが起きたときの説明する力もつきます。
こんな時に役立つスキル
・通学途中で倒れている人を助けて遅刻。遅刻の理由を先生に聞かれたら?
・学校でクラスメイトが言い合いになっている。先生に何があったのかと聞かれたら?
・休みの日に遊びに行ったビーチで面白いハプニングが!ホストや友達にどう説明する?
Lesson 2 物を説明する – Explanation
物の名前をいわずに、説明で相手へ伝えるトレーニング。左絵の場合は「パスポート」とは言わずに相手にパスポートだとわかってもらうために、別の言葉や文章で説明する。
・物の種類、形、色
・何のために、どんな時に使うものなのか
英語には日本語の単語数をはるかに超える数の英単語数があります。そのすべての単語を覚える事は難しく、一般的に使う英単語でもすぐに覚える事は不可能です。日常的に使いながら覚えていくものですが、そのものの単語を覚えていなくても、もしくは知らなくても、説明することで相手へ伝えることができます。
こんな時に役立つスキル
・ ”お墓”って英語でなんて言う?
・ 外国人に”納豆”を伝えたい
「言葉や単語を知らないから話すのをやめる」
「伝えようと思ったけど単語を知らないから言うのをやめた…」
これではせっかくの留学がもったいない。海外では拙い英語でも話そうとしてくれる人はその気持ちが伝わり、相手も一生懸命聞いてくれる。話そうとしなければ相手も話したくないのだろうと思われてします。せっかくの英語や海外教育への熱意をあきらめてほしくない。 ~ Tevin’s English ~
Lesson 3 写真を描写する – Describe
見た場面を自分の言葉で説明するトレーニング。見た場面の代わりにトレーニングでは写真を使います。
・何が写っているか
・どんな様子か
・なぜそれをしていると思うか
留学中自分が目にした場面を説明する機会は多々あります。目で見たものを、見ていない人へ伝えるために、自分の言葉で表現していく事は大事ですね。
こんな時に役立つスキル
・ 年に一度のセールの日に買い物へ。ホストファミリーにどうだった?と聞かれて・・・
・ はじめて資格をとるために試験会場へ。友達にどんな様子だったか聞かれて・・・
これは現在の自分の英語力がとても反映されるレッスンでした。普段自分がよく使うフレーズは、逆に言うとその形式ばかりに頼っていて、なかなか新しい語彙力が伸びない原因ということがよくわかりました。
Lesson 4 プレゼンテーションとリスニングアスキング
Lesson1~3までの3つの勉強方法でのまとめの時間となるLesson4は、今までの内容とプラス新しい内容でチャレンジする1ヶ月の総まとめのレッスンです。各レッスンで勉強した内容と、その後送られてくるトレーナーからの復習資料で勉強した内容を、Lesson 4で発揮してもらう時間になります。
また、トレーナーの話している内容を聞いて答えたり、また自分から何かについて質問をする力をつけるための「リスニング&アスキング」のトレーニングもこのLesson 4で行われます。
先生が授業中に教えてくださったフレーズや直すべきポイント、画面に書き出してくれたメモを授業後にまとめて添付してくれます。これはまさに自分が伸ばすべきオリジナルのテキスト。何ページもある一冊のテキストを順に学んでいくスタイルより、効率良く自分の苦手を克服する事ができると感じました。